買い手の気持ちは、いま
SNSに表れている。
金利が上がり、価格は高止まり。買い手は迷い、その迷いは数か月単位で変わっていきます。年に数回のアンケートや販売データだけでは、この変化に追いつけません。いま不動産の販売に必要なのは、SNSの声を「タイムリーに」読むことです。公開されている調査から、その理由を見ていきます。
02買い手の気持ちは、数か月で動く
2026年6月、日銀が利上げを発表しました。その直後の調査では、5年以内に家を買う予定の人の6割以上が、購入に慎重になったり、見送りを決めたりしています。
- やや慎重になった 57.4%
- 購入を当面見送ることにした 6.5%
- 購入意欲は変わらない 36.2%
5年以内に購入予定の25〜49歳 881人出典:LIFULL HOME'S 住宅ローン定期意識調査(2026年6月16〜17日)
前回から −7.6ポイント
「急いで買おう」から「慎重に考えよう」へ。気持ちの向きは、ひとつの出来事で大きく変わります。年に数回のアンケートでは、この動きは後からしかわかりません。毎日たまっていくSNSの声なら、変化が起きたその週に気づけます。
01買い手は、SNSで調べている
家づくりの情報を、SNSで集めるのが当たり前になりました。5年以内に戸建てを建てた810人への調査では、79%以上が「SNSの情報を参考にした」と答えています。特に使われたのはInstagramとYouTubeです。
5年以内に戸建てを建てた810人出典:ゼンリン東海の調査(2025年6月発表)
住宅ローンのような専門的な情報でも、SNSから知る人はまだ1割に届きませんが、前回の6.0%から7.8%へ増えています。買い手が情報を集める場所は、少しずつSNSへ広がっています。
03SNSには、本音が出る
会社が用意した質問に答えるもの。答えは、聞き方に左右されやすい。
本人が言いたいことを、自分の言葉で書いたもの。「この金額を出す価値があるのか」といった本音が出る。
04ただし、SNSだけでは偏る
不動産は高額で、日用品ほどSNSで語られません。またSNSの声は、世の中全体の縮図ではなく、若い人の声や不満が多く出がちです。だから大切なのは、物件ごとではなく「金利・価格・立地」といったテーマで見ること。そして、SNSの声をニュースと検索の動きで裏付けることです。
買い手の本音
何が起きたか
関心の大きさ
AI-POST
この3つを毎日集めて重ね合わせ、AIが読み解くのが、コスモクリエイトのAI-POSTです。次の広告で何を伝えるか、接客でどの不安に答えるか。その判断の材料を、毎月お届けしています。下は、実際に集めた今月のデータです。
出典:ゼンリン東海の調査(DXマガジン)/住宅金融支援機構「住宅ローン利用者調査(2026年1月調査)」(リクルート)/LIFULL HOME'S 住宅ローン定期意識調査 2026年6月(PR TIMES)





